私たち『本源寺』は、こんなお寺です。
本源寺は、“日本の滝100選”『白糸の滝』のそばにあります。
『白糸の滝』は、江戸時代より「信仰の対象」として富士山に巡礼する方々にとって、重要な修行の場でもありました。本源寺の歴代住職も、かつて『白糸の滝』から流れ落ちる「富士の湧き水」で身を清めていたそうです。
本源寺の南側に広がる「白糸平成棚田」では、毎年富士山の日(2月23日)に併せて、3776本の竹灯籠で棚田をライトアップする 「平成棚田竹灯籠祭り」が開催されています。
近辺には、「まかいの牧場」や「ふもとっぱらキャンプ場」、また“ダイヤモンド富士”で有名な「田貫湖(たぬきこ)」などの、素晴らしい観光スポットがたくさんありますので、お越しの際は、ぜひ雄大な自然の中で観光を楽しんでください。
本源寺は、『日蓮宗(にちれんしゅう)』に属するお寺です。
日蓮宗は、鎌倉時代に活躍された「日蓮聖人(にちれんしょうにん)」(1222-1282)が開かれた、仏教の伝統宗派です。日蓮聖人は、その真っ直ぐな信仰姿勢が高く評価され、名著『代表的日本人』(内村鑑三著)の中で、日本を代表する5人の日本人の1人に選ばれています。
日蓮宗の総本山は「身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)」、本源寺の本山は「富士山法華本門寺根源(ふじさんほっけほんもんじこんげん)」になります。
「富士山法華本門寺根源」は、日蓮聖人の六老僧(6人の主要な弟子)の1人である「日興上人(にっこうしょうにん)」が、日本第一の霊山である富士山の麓を選び建立したお寺で、日興上人の墓所もここにあります。
正面山門
立正殿(日蓮聖人立像)
歴代上人墓
本源寺は、1598年(慶長3年)に開創、約400年の歴史があるお寺です。
本源寺の「開山(かいさん)」(お寺を開いた僧侶)は、富士山法華本門寺根源―第11世の「日健上人(にちけんしょうにん)」です。
明治7年(1874年)、近隣地域の4村によって、本源寺内に「高根学舎(たかねがくしゃ)」が設立されました。約30年間、近隣地域の初等教育の拠点であったことから、現在では、「(近隣)小学校の発祥の地」として、毎年小学生が見学に訪れています。
本源寺では、『妙法蓮華経』 (略して『法華経』 )というお経を読み、
『南無妙法蓮華経』 というお題目を唱えます。
「妙法蓮華経」は、お釈迦様の教えの中でも最高の教えとされているお経で、かの聖徳太子もこの経典を重んじ、『法華義疏(ほっけぎしょ)』という解説書を出されています。
「妙法蓮華経」は、全部で八巻28章ありますが、日常の儀式では特に大切な教えが説かれているとされる、第2章『方便品(ほうべんぽん)』と第16章『如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)』をお読みします。
日蓮宗で最も大切なのが、お釈迦様・仏様の“魂”ともいえる御題目『南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)』です。御題目は、自分自身の心を見つめ、仏様にきちんと向き合う心構えで、お唱えしましょう!
※その他、本源寺の詳細についてお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。