100-100=0 ??

少し前に撮影した写真ですが、

本年もヤマユリ(山百合)が綺麗に咲き、強い香気を放っています。

ユリは「百を合わせる」と漢字で書きますよね。

 

その「百を合わせる」という言葉を頭で想像した時に、

私の好きなアーティストである Little Glee Monster(リトグリ)の

『Love To The World』という歌の歌詞の一節が浮かんできました。

 

♫100回嬉しいことがあったとしても

 100回悲しいことがあったならゼロかもしれない

 

 だけどきっと何もしないゼロよりも

 笑って泣いた毎日は何倍も幸せなんだ♫

 

 

仏教において、人間の本分は「喜怒哀楽」にあると説かれます。

 

リトグリが歌うように、

100回良いことがあって100回嫌なことがあったら、

もしかしたら、目に見えるポイントは”0”かも知れません。

 

しかし、人間らしく「喜怒哀楽」を満喫したその想いは、自分の魂・心に刻み付けられ、

冥土の旅路に携えていく《宝》になるに違いありません。

 

いっぱい喜びましょう!

いっぱい怒りましょう!

いっぱい哀しみましょう!

いっぱい楽しみましょう!

 

そして、そんな自分自身を「人間らしくていいな」と褒めてあげましょう!

 

 

反省や後悔も大切ですが、やっぱり死ぬ間際には、

「自分も目一杯生きたな…」

と満足したいですもんね。

 

合掌