「妙法」の光

昨日の朝、朝勤読経の時のことです。

朝日が登り本堂内も明るくなってきたと感じたその時、ふと正面左に掲げてある御本尊を観ると、

ある一点のみが眩しいくらいに朝日の光に照らされていました。

 

中央の御題目「南無妙法蓮華経」の

『妙法』

この一点にのみ陽が降り注いでいたのです。

本堂内の他の場所には未だ直射日光が入ってきていないのにもかかわらず。

 

「妙法の光に照らされて、私たちは永遠の仏様と一体になる。」

日蓮聖人の御教示です。

 

私たちは、日々の生活に追われて気付かない時であっても、

いつでも「妙法の光」すなわち

『永遠の仏さまの慈悲の想いに守られている』

 

そのことに気付かせてくれた、清々しい朝のひと時でした。

 

忙しい時であっても、ホッと一息つきながら

そんなことを想ってみてはいかがでしょうか?

 

合掌 南無妙法蓮華経