花の”意志”
畑にある菜の花の種が飛んできたのでしょうか?
墓地に一束だけ菜の花が美しい姿を見せ、芳しい香りを漂わせています。
「わたしは墓地に眠る魂を癒したいんだ!」
そんな、花の強い想いが感じられるような気がして、思わず写真を撮ってしまいました。
法華経では
『一念三千』(いちねんさんぜん)という教えが説かれます。
その教えによると
私たち人間や動物だけでなく、植物も、そして鉱物にも、きちんと”意志”が宿っているということなのです。
そんなの信じられない、と感じる方もおられることでしょう。
でも、人形を処分する時にきちんと供養をしますよね。
また、墓地や仏壇・位牌を新調した際は、必ず『開眼供養』(かいげんくよう)を行って、
その物に仏様の「意志」を宿します。
何より、私たちは身の周りの存在の様々な「想い」「意志」と一緒に生きているんだ、
と信じたほうが楽しいと思いませんか。
仏様は私たちを安らぎに導くために真理を説いて下さったのですから。
さあ、外に出て春の心地良さを、大自然のエネルギーを、目一杯満喫しましょう!!
合掌